何かに勝つために必要な思考法『確率的思考』を紹介!
お久しぶりです。りゅうねんです。
今日は、東大卒ポーカー王者の木原直哉さんの本で紹介されている「確率思考」が面白かったのでご紹介します。
勝つために実力と運という二つの要素が必要であるという点において、ポーカーと人生が似ており、ポーカーで勝ち続ける戦略が人生にも応用できるのではないかというのが面白いポイントです。
この本のいたるところで木原さんの人生における思考が散りばめられており、非常に面白いです。
たとえば、東大を出て普通に就職しなかったことに対する周囲の反応を客観的に捉えているところが顕著に表れていました。
東大生の割合は100分の1程度だが、ポーカーの実力は数万分の1であると客観的にわかりやすい数値で比較していたところは印象的でした。
この本で紹介されている「確率思考」は文字通り確率的に物事を捉えることなのですが、この思考をすることのメリットは2点紹介されています。
- ある事象の出現率を明確に区別できること
- 独立事象を理解できること
の2点です。
1.は先ほどの東大の例のようにイメージではなく、数値で比較できるようになります。
これによってできるだけ客観的な評価ができるといえます。
2.の独立事象とは、ある事柄が別の事柄に影響しないということです。
たとえば、じゃんけんで相手が「グー」を出してきたとして、次に「グー」を出すかどうかはさっきの「グー」と関係ないというようなことです。
この概念を理解できるようになると、前の失敗と今の状況が関係ないだといったことが客観的に理解できるようになり、悩まなくても良くなります。
この本は本当に面白かったので、ぜひ読んでみてください〜
では!