『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が思いのほか面白かったので
- 作者: 七月隆文
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/08/06
- メディア: 文庫
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ちょっと前に評判になっていて購入はしていたのですが、積読されていました。 電車に乗る間に読むそんなに重くない内容の本として引っ張り出してきました。
知らない作家さんだし(読了後調べると元々はラノベ作家らしいですね。)、 表紙のイラストも購入時中村佑介さんかと思いきや(これも読了後・・・(笑)) カスヤナガトさんのイラストらしいです。 そっくりなので今日まで知りませんでした(笑)(購入から半年以上経過しています(笑))
という具合に小説はほとんど読まないので話題作というだけで購入した本作品ですが、 正直本当に面白かったです! こんなに泣きそうになった小説は初めてでした(小説を読んだ冊数自体が少ないので比較はできませんが・・・)
本作品の内容紹介を公開されているものから引用すると
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。 高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。 気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていてー。 「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」 奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。 彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
結構擦れた若者である自分が恋愛小説で感動すると思いませんでした(笑)
先ほど引用した通り、主人公は京都の美大に通う大学生で、 実在するものが多数登場します。 彼女と待ち合わせする三条や京阪電車など京都で学生生活を送ったことのある人なら なじみ深いのではないでしょうか。
学生時代に京都で学生生活を送れる人はうらやましいですね。
恋愛小説なので大学生カップルの日常を垣間見れて甘酸っぱい気持ちになりますね。
ページ数も300弱で会話中心なのでさらっと読めます。
僕自身はかなり楽しめたのでおすすめです。